2017年9月18日

フェアライト・ホール(オープン・ガーデン)

2017年9月16日(土)

どんどん秋らしくなって、オープン・ガーデンの季節も終わりに近づいてきました。


にわか雨が繰り返し降るという天気予報でしたが、フェアライト (Fairlight) の村から少し離れたところにあるお屋敷「フェアライト・ホール (Fairlight Hall) 」で行われたオープン・ガーデンに出かけました。


会場に到着した頃は上天気でした。入場口になっていた裏門から入ると、すぐ広がっているのは亜熱帯林風の庭園です。


フェアライト・ホールの大邸宅は、ヴィクトリア朝時代(1837~1901)に建てられたネオ・ゴシック建築です。正面側へは入れなくなっていたので、写真は庭に面した裏側から撮りました。


角度を変えて見ると、こんな感じです。


そして、この邸宅を背にして、庭園の方に向いた眺めの素晴らしいこと!


広大な庭園の一角には、円形劇場風に設えられた庭(←ここだけでもかなり広い!)があり、中央には鯉が泳ぐ池、奥には温室がありました。右側の写真は、温室側から振り返って撮ったものです。


邸宅のすぐ裏手には、110メートルの長さの廊下のような花壇があります。華やかな花の時季は過ぎてしまいましたが、きれいに手入れされています。


その向こう側には、階段を一段下がったような形で、並行して110メートルの花壇がもう一つあります(左側の写真)。この記事の冒頭の写真もここで撮ったものです。右側の写真は、にわか雨を避けて雨宿りの場所を探していた時にたまたま見つけた東洋風(?)の小さなコーナーです。


園芸市のイベント(←オープン・ガーデンよりもこちらを目当てに来た人の方が多かったのかも・・・)も行われていて、大賑わいでした。もちろん園芸店の出店がほとんどだったので、特に興味もなくぶらぶら歩いていたところ私の目を引いたのが、ケント産コブナッツ(cobnut, ヘーゼルナッツの一種)を使った商品をずらりと並べた「Potash Farm」という、ケント州プラット (Platt) からやって来ていたお店。コブナッツ入りジャム、コブナッツ入りマーマレード、コブナッツ入りチリソース、コブナッツ入りクッキーなどなどを試食して・・・


コブナッツ入りショートブレッドと、ベルギー製ミルクチョコレートを使ったコブナッツチョコを買って帰りました。園芸市でお菓子とは、正に「花より団子」ですね。

天気予報どおり激しいにわか雨が何度か降りましたが、温室や売店に避難しながら濡れることなくやり過ごすことができ、楽しいお出かけとなりました。

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