2017年4月30日

ホテル「ダブルツリー・バイ・ヒルトン・ロンドン・グリニッジ」

2017年4月24日(月)④・25日(火)①


グリニッジ (Greenwich) 一泊旅行で泊まったホテルは「ダブルツリー・バイ・ヒルトン・ロンドン・グリニッジ (Double Tree by Hilton London Greenwich) 」です。

今回の旅行のきっかけは、近所のスーパーでの買い物でもらえるポイントがホテル一泊と交換できるぐらい貯まったことでした。それで、グリニッジに行こうと決めた時点で、手持ちのポイントで一泊朝食付きで泊まれるホテルを検索したところ、条件に合ったのはここだけだったという、とても消極的な理由で泊まったホテルです。


そんなわけで、それほど期待もしていなかったのですが、赤絨毯の敷かれた玄関の階段を上がるとドアマン(?)がドアを開けてくれました。チェックインの手続きをしていると、さっきドアを開けてくれた男性が「お飲み物はいかがですか」とグラスに入った水とオレンジジュースを持ってきてくれました。そして、フロントでは「ウェルカム・クッキーです」とチョコレートチップとくるみ入りの柔らかいクッキーを渡されました。「あら、なかなか感じがいいじゃない?」と食べ物に釣られやすい私(←単純)。


ホテルは観光の中心地から徒歩約15分と少し離れていますが、私たちはそれほど不便を感じませんでした。大通りに面していない住宅街にあるので、むしろ静かでいいくらいでした。


シャワー・トイレ室の引き戸には、グリニッジに関する王室の年表。


すべてを読む気力はとてもありませんでしたが、1947年の欄に「11月20日、フィリップ・マウントバッテン海軍大尉が、現在は女王エリザベス2世となっているエリザベス王女との結婚式の朝、グリニッジ男爵の爵位を授与された」と書かれているのに目を引かれました。「へぇ、今はエディンバラ公爵だから、ずいぶん出世なさったのね」なんて思ったのですが、これは私の誤解で、帰宅してから調べてみると「結婚式の翌日、ジョージ6世からエディンバラ公爵・メリオネス伯爵・グリニッジ男爵の各爵位が授与された」とのこと。



一夜明けて、朝食はビュッフェ形式。その種類の豊富さには目移りするほどでした。たっぷり食べて、二日目の観光に備えます。

チェックアウトした後、午後にグリニッジを出るまでの間ホテルに荷物を預けました。観光を終えてその荷物を引き取りに行った時、受付の女性にホテル滞在の感想を聞かれ、「満足しました。特にウェルカム・クッキーがよかったですね」と冗談交じりに言うと、「あら、それじゃあ、もう一枚どうぞ」とクッキーを出してくれました。「いえいえ、そんなつもりでは・・・」と言わず、「ワーイ、どうもありがとう!!」と嬉々として受け取った私。歓迎のクッキーならぬお別れのクッキーまでもらって、ホテルの好感度がまた上がったのでした(←やっぱり単純)。

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