2016年4月15日

のれんの町・勝山

2016年3月28日(月)

岡山県北部の真庭市にあり、「のれんの町」として知られる勝山(かつやま)を訪ねました。


中国勝山駅にも暖簾がかかっています。

公共交通機関の便はあまりよくないのですが、私たちは電車で行きました。まずは、倉敷から伯備線特急やくも号で50分ほどの新見(にいみ)へ。ここで接続待ちが45分ほどあって、姫新線に乗り換え、さらに50分ほどで勝山に到着です。



白壁や格子窓の商家や民家、なまこ壁の土蔵といった伝統的な建造物が並ぶ古い町並みは、1985年(昭和60年)に岡山県下で初めて「町並み保存地区」に指定されました(写真をクリックしていただくと、少し大きいサイズでご覧いただけます)。





個性豊かな暖簾を眺めながら、ぶらぶら歩き。教会にも暖簾がかかっていました。



昼食は、かつての酒蔵をレストランに改造した「酒蔵レストラン 西蔵」で張り込んじゃいました(笑)。食前酒には純米大吟醸「馨(けい)」。そして、メインの「御前酒の酒粕を使用した、ここでしか食べられない逸品」という銀鱈の粕漬は、看板に偽りなしでした。


川沿いには、かつての高瀬舟の発着場の跡が残っています。旭川では勝山が最上流の舟着場で、当時は隆盛を極めていたそうです。




昼食後も散策を続けます。暖簾もですが、戸口の花や置き物の飾りが、またいいんです。




「さすが妻 最後の肉に 箸を出す」「私は無口 妻は六口の 二人です」 これって、うちのこと!?

帰りは、来た道を戻らず、姫新線をさらに進んで50分弱の津山へ。接続待ちを40分ほどして、津山線で1時間10分ほどかけて岡山に帰りました。勝山の町での滞在時間が4時間未満ですから、行き帰りにかかった時間のほうが長いのですが、電車からの眺めもおもしろく、すてきな一日を過ごすことができました。

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