2015年8月12日

約20年ぶりの再会(ライとウィンチェルシーへ)

2015年8月10日(月)

大学時代の友達がご主人と一緒に英国旅行に来ています。ロンドンに滞在してあちこち観光に出かける予定の中でこの日はライ (Rye) を訪ねるという連絡が入ったので、ライ駅で待ち合わせて一日一緒に過ごすことにしました。

友達とは学科が違ったので同じ講義を受けるということはありませんでしたが、大学構内にある寮で4年間(部屋は別)一緒に暮らしたし、同じサークルに所属していたので、本当に仲良くなれました。卒業後はそれぞれの出身地に帰って就職しましたが、ずっと連絡を取り合っています。友達の結婚後、一度20年ほど前にお宅にお邪魔して以来、実際に顔を合わせることがなかったので、再会を本当に心待ちにしていました。ライ駅のホームで40代後半の日本人のおばさんが抱き合ってキャーキャーと甲高い声を上げている様は異様だったかもしれません(笑)。

友達夫婦、夫と私の四人でライ観光。主要な観光スポットを網羅しつつ、おしゃべりのし通しでした。友達はそのあいだも写真を撮りまくっていましたが、私は案内に専念しました。いつもは写真だらけのブログなのに、この記事が文字ばかりなのは、そのせいです(←言い訳)。ざっと書くと、ストランド・キー (Strand Quay) のアンティーク屋さんを覗き、ウォッチベル・ストリート (Watchbell Street) を歩いてイプラ・タワー (Ypres Tower) を眺め、マーメイド・ストリート (Mermaid Street) に向かってマーメイド・イン (The Mermaid Inn) のパブで昼食。それから聖母マリア教会に行って塔に上り、ライオン・ストリート (Lion Street) からハイ・ストリート (High Street) に入ってランドゲート (Landgate) へ。

友達のご主人から「ウィンチェルシー (Winchelsea) にも行きたい」というリクエストがあったので、車で行くことに。ライのすぐ隣にあるものの特に観光の目玉があるわけでもなく、ぐっと観光客が少ない町なので、不思議に思って聞いてみると「ガイドブックには載っていない名所」としてインターネットで得た情報とのこと。私はけっこう好きな場所なので、何となくうれしかったです。



夏が終わりに近づき、花々の最盛期は過ぎていますが、それでもまだまだ華やかさのある町をぶらぶらと散策。


聖トマス教会では三方の壁にずらりとステンドグラスが並んでいて圧巻です。友達も入った途端、息を呑んでいました。ここには小さい写真2枚だけしか載せていませんが、本物は荘厳な迫力がありますので、ウィンチェルシーにこれからお出かけの皆様はぜひご覧くださいね。


町の中心が丘の上にあるので、ここから眺める田園風景も魅力の一つだと思います。

最初の予定では、この後ライに戻ってティールームでお茶をするつもりにしていたのですが、友達夫婦の帰りの電車の時間が迫り、残念ながら諦めなければなりませんでした。大急ぎでライ駅に戻りながら、間に合わないかもしれないと心配したのですが、ぎりぎりセーフ。日本での再会を期してのお別れとなりました。

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