2013年4月30日

アラム・ベイからフレッシュウォーター・ベイまで

2013年4月23日(火)①


ワイト島 (Isle of Wight) 旅行2日目は快晴のウォーキング日和。ニューポート (Newport) からバスに乗って約50分、景勝地ニードルズ (The Needles) がある島の西端アラム・ベイ (Alum Bay) から歩き始めました。


間近に見る石灰岩のニードルズ。とてもきれいで、写真を撮りまくりました。「ニードルズ」という名前ですが、向こうから2番目と3番目の岩の間に昔もう一つ岩があって、それが柱状で針のような形だったことに由来するのだそうです。1764年に嵐で崩壊してしまったのですが、名前は変わらずに残ったのだとか。


島は防衛の要衝だった場所。1862年に作られたニードルズ旧砲台 (The Needles Old Battery) (写真左)は両世界大戦で使われたそうです。近くには秘密のロケット・エンジン実験場(写真右)もあり、1956年から1971年まで使用されていました。


テニスン・ダウン (Tennyson Down) を東に向かって歩いていきます。桂冠詩人のテニスン (Alfred Tennyson, 1809-1892) がこの近くに40年近く暮らしていて、ほぼ毎日ここを歩いていたのだとか。記念碑 (Tennyson Monument) もありました。


4マイルほど(約6.5km)歩いてフレッシュウォーター・ベイ (Freshwater Bay) に到着です。帰りのバスまで時間があるので、村を散策することにしました。


フレッシュウォーター・ベイの聖アグネス教会は、なんと草葺屋根。島内では唯一で、イギリス全土でも草葺屋根の教会は約100しかないそうです。教会内部も田舎らしい雰囲気があります。

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