2012年12月19日

ベイトマンズのクリスマス(2012年)

2012年12月17日(月)


ノーベル賞作家ラドヤード・キプリング (Rudyard Kipling, 1865-1936) の邸宅だった「ベイトマンズ (Bateman's) 」がクリスマスの飾り付けをしているというので出かけました。





まずはクリスマスツリーです。写真左は、玄関を入ってすぐの大広間のもの。写真右は、客間に飾ってあったもの。どちらも大きくて迫力があります。



エドワード7世 (Edward VII, 在位1901-1910) 時代のクリスマス光景を再現しているそうです。ツリーの飾り、おもちゃ、小さなサイズのクリスマスカードなどに時代を感じます。

以前訪ねた時は写真撮影禁止だったように記憶しているのですが、今回聞いてみると、フラッシュを焚かなければかまわないとのこと。この日は1階のみの公開でしたが、ふだんはキプリングの書斎や寝室のある2階も見ることができるので、今度行ったら写真付きでご紹介したいと今から考えています。


食堂も華やかにセッティングされていました。模様の美しい壁掛けは、子牛のなめし革で作られているそうです。


敷地内の水車小屋です。ふだんは製粉場ですが、サンタクロースと小人たちの工房に変身していました。ここで小人たちがせっせとプレゼント作りをしているようです。階段に貼ってあるのは小人たちが守るべき規則12か条。「作ったお菓子は、いったん配達袋に入れたら、食べてはいけません。」「仕事中に森の動物たちをここに入れてはいけません。」「プレゼントはクリスマスイブの午後4時までに、宛名をはっきり書いて全部準備すること。(子どもたちがみんなプレゼントを受け取れるように)『悪い子リスト』は読んだ後『紛失』したことにしなさい。」などなど。かわいいですね。


庭の菜園には、イギリスのクリスマスディナーに欠かせない芽キャベツの姿がありました。日本ではあまり食べたことがなかった私ですが、イギリスに来てからは毎年クリスマスの時期にたくさん食べています。

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