2012年12月10日

ライのクリスマスイベント

2012年12月8日(土)

イギリスではずいぶん前から騒いで(?)いるクリスマスですが、いよいよ間近になってきました。ライ (Rye) でイベントがあるというので行ってみました。


町はもちろんクリスマス一色。アート・ギャラリー (Swann Gallery) の看板の黒鳥も帽子をかぶっていました。



屋内外でクリスマス・マーケットやクラフト・マーケットが開かれて、にぎやかな雰囲気です。路上ではあちこちでミュージシャンが演奏していたり、クリスマスに付き物のミンスパイ、モルドワイン、焼き栗などを売っていました。小規模な移動式遊園地もあり、観覧車を見て、夫と「(ロンドン・アイならぬ)ライ・アイだね。」と笑いました。借りていた本を返しに立ち寄った図書館にも、クリスマス用の本やDVDなどが並んだコーナーがありました。


ライオン・ストリート (Lion Street) にある観光案内所のスタッフも、このとおりクリスマス仕様。大勢のお客さんがいて忙しそうだったのですが、隙を見て「写真を撮ってもいいですか。」と聞いてみたところ、「もちろん、いいわよ。」と満面の笑顔で応じてくださいました。


町の中心から少しだけ離れた場所で行われていたクラフト・マーケットの「クリスマス・ビザール (Christmas Bizarre) 」。「バザール (bazaar) 」と掛けているようですが、名前のとおり風変わりな雰囲気が漂っています。この会場、昔は中学校(実は夫の母校)だったそうです。「あそこが食堂だったんだ。ここは確か校長室だったんじゃないかな?」と、ちょっと懐かしそうでした。


中では、アクセサリー、陶器、木工品、ニット製品などなど、20名以上の手工芸家たちが所狭しと作品を並べていました。どれもこれも素敵だったのですが、私がいちばん気に入ったのは、(右の写真の)廃木材を再利用した作品のお店 (Hastings & Bexhill Wood Recycling Project) です。

夕方からは、サンタクロース(イギリスだから「ファーザー・クリスマス (Father Christmas) 」と呼ぶべきでしょうか)の登場、クリスマスライトの点灯、パレードなどが行われたようですが、時間の都合で私たちは午後4時前にライの町を後にしました。

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