2011年5月31日

エキシート→アルフリストン→バーウィック②

エキシート→アルフリストン→バーウィック① からの続きです。

午後3時ごろにアルフリストン (Alfriston) の村に到着しました。聖アンデレ教会の隣の戦没者記念館 (Alfriston War Memorial Hall) で地元の美術クラブ (Alfriston Art Club) が展覧会を開いていたので寄ってみました。喫茶コーナーも設けられていて、紅茶とケーキをいただきながら、ゆっくり鑑賞しました。


教会の近くには、ナショナル・トラスト (The National Trust) 所有の「アルフリストン牧師館 (Alfriston Clergy House) 」があります。

「アルフリストン牧師館」は、1896年にナショナル・トラストが初めて買い取った建築物です。木骨造り・草葺き屋根で、元々は14世紀に建てられたものだそうです。白亜(石灰岩)と発酵したミルクが原料の床が広間に見られます。


こちらは、前の写真の反対側から見た牧師館の入り口です。庭にはバラをはじめとして、色とりどりの花が咲いていて、目に鮮やかでした。

牧師館を後にして、ウォーキング再開。バーウィック (Berwick ← しつこいですが、実際の発音は「ベリック」に近いです) に向かいました。途中、マフラーをぐるぐる巻きにした女性に会いました。この日は本当に寒かったです。

   

 

バーウィックの聖ミカエルと全天使教会は、ブルームズベリー・グループ (The Bloomsbury Group) のダンカン・グラント (Duncan Grant, 1885-1978) 、ヴァネッサ・ベル (Vanessa Bell, 1879-1961) 、クウェンティン・ベル (Quentin Bell, 1910-1996) らが第2次世界大戦中に描いた壁画で有名です。前週末にフラワー・フェスティバルかなにかのイベントが行われたらしく、花の飾りがまだたくさん残っていてきれいでした。

時刻は午後5時半。家路につくべく、バーウィック駅に向かいます。ところが、夫が「家に着くのが遅くなりそうだから、バーウィックのパブで晩ご飯を食べて帰ろうか。」と言い出しました。どうやら、私が度々このブログに「夫が外食嫌い(だから、つまらない)」と書いているのを気にしている様子です。もちろん、私は「はい、はい。」と二つ返事。


前庭が華やかな「クリケッターズ・アームズ (The Cricketers Arms ←「クリケット選手の紋章」ぐらいの意味でしょうか) 」へ。夫は「目玉焼き付きハム&チップス(£9.50)」、私は「メカジキのグリル、スパイシートマトソース(£11.95)」を注文しました。このソースが名前どおりかなり辛くて、まさに「ご飯が進む」状態だったのですが、平均的なイギリス人には相当きついんじゃないかなぁ、と思っていたところ、案の定、隣のテーブルで同じものを食べていたイギリス人女性は、しかめっ面で格闘していました。

電車とバスを乗り継いで、午後8時半ごろに家に到着しました。日の入りが午後9時ごろなので、明るいうちに帰れました。夏至まであと3週間ほど、まだまだ日が長くなっていく良い季節です。

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