2010年5月17日

ウェイクハースト・プレイス植物園①

2010年5月15日(土)

午前5時半起床、7時過ぎに家を出てバスで最寄りの駅へ行き、電車で1時間ちょっとのヘイワーズ・ヒース (Haywards Heath) 駅に向かいました。ここから乗るバスが2時間に1本しかないので、前日に(夫が)計画を入念に立てていたのです。でも、いったんバスに乗り込むと、ほんの15分ほどで目的地のウェイクハースト・プレイス (Wakehurst Place) に到着です。


この植物園はナショナル・トラストの所有ですが、運営はキュー王立植物園 (The Royal Botanic Gardens, Kew) によって行われています。 馬の蹄のような形をした188ヘクタールの広大な敷地をぐるりと回ると、距離は2.3マイル(3.6キロ)になるそうです。

まず訪ねたのは、「ミレニアム・シード・バンク (Millennium Seed Bank) 」 です。絶滅に瀕した世界中の植物の種を集めて貯蔵するのが目的の施設ですが、このテーマに沿った展示があり、科学者が(この日は週末だからか誰もいませんでしたが)働いている研究室をガラス越しに見られるようなつくりになっている博物館でもあります。5月13日現在で、29,398種類の植物の種が1,740,914,961個貯蔵されているそうです。


その後は園内をゆっくりと散策。植物の一つ一つに英語名とラテン語名を書いた札がついているので、疎い私には大助かりです。上の写真は、「ロック・ウォーク (Rock Walk) 」という区域で撮ったものです。砂岩に木の根が絡みついていて、なんだか不思議な光景でした。


午前10時開園と同時に入場したのに、気がつけば午後4時過ぎの(2時間に1本の)バスの時間まであと少し。約5時間ぐるぐると見て回ったけれど、まだまだ見たりない気分。夫と「別の季節にまた来たいね。」と言いながら帰途につきました。

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